OESF of Future Systems WG




概要

一般社団法人Open Embedded Software FoundationはOpen Handset AllianceのオープンソースプロジェクトであるAndroidをベースとした組込みシステムの開発、構築等の事業に携わる企業により組織され、会員企業間での技術情報の共有、ベースとなるシステムの共同開発、技術者の育成、組込み市場に対する共同マーケティング等を通じて、市場の発展と、各会員の事業の拡大を目指し組織されました。

1社では時間的にも、規模的にも解決できない課題を、本法人、及び目的に応じて本法人内に組織されるワーキンググループ、及びプロジェクトを通じ、会員各社での共同作業により、より迅速に実現することにより、市場の発展に貢献してまいります。

Androidを採用したスマートフォン及び携帯電話端末は、日本のみならず、世界各国の市場で多くの機種が発売される予定であり、そのマーケットは今後着実に規模を拡大してまいります。
OESFは、この巨大市場の急速な発展をベースに、オープンソースという自由な、そして強力なソフトウェアを携帯電話機以外の組込みシステム機器産業全般で利用し、普及させることにより、日本の得意分野である組込み系技術において世界ををリードし、新たな市場の開拓と、組込み市場の活性化を牽引していきます。

このような携帯電話以外でのAndroidの、利用・普及に関する取り組みは初めてであり、組込みシステムベンダーや、半導体ベンダーなど多くの企業が本活動に参加し、具体的なAndroid搭載製品の開発、及び技術者育成のためのトレーニングコースの整備、マーケティングといった取り組みを進めています。

この活動は、日本のみならず、東アジア経済圏(台湾、韓国、中国)を皮切りに、全世界へ展開してまいります。


詳細はこちらのOESF公式ページをご覧ください。

ワーキンググループ

Open Embedded Software Foundationでは、その事業分野に応じて組織するワーキンググループを中心として活動を展開します。

現在、11のワーキンググループが会員から選出されたコーディネータを中心に、そのミッションを策定し、業務を遂行しています。ワーキンググループ内では、個別に開発プロジェクトを立ち上げ、ワーキンググループからの申請に基づき、理事会の承認をへて配分されたプロジェクト助成金を活用してプロジェクトを運営しています。
助成金の支給を受けたプロジェクトは、本会のオープンソースプポリシーを順守し、その成果を公開するものとします。

  • セットトップ ボックスワーキンググループ
  • ネットワーク & セキュリティ ワーキンググループ
  • システムコア ワーキンググループ
  • アプリケーション & サービス ワーキンググループ
  • マーケティング ワーキンググループ
  • エデュケーション ワーキンググループ
  • IPコミュニケーションズ ワーキンググループ
  • オートモティブ ワーキンググループ
  • フューチャーシステムズ ワーキンググループ
  • テスト&サーティフィケーション ワーキンググループ
  • ディストリビューション ワーキンググループ